みちくさチェンマイ

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2008年 07月 07日

白い象と天の川

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今日は七夕ですね☆

チェンマイに七夕祭りはありませんが、
幼稚園の子供達と「天の川」を作って遊びました。

使用済みのA4の紙をタテに折って、
交互にハサミを入れるだけですが、
ちゃんと集中しないと、
パチンと切り離してしまって、
短い天の川になってしまいます(笑)
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ふうふう言いながら切った紙を広げて、
びよ~んと伸ばす瞬間、
歓声が上がります!

「ターン・チャーンプアックができた~!」
どの子も嬉しそうでした☆

天の川のことを、タイ語ではターン・チャーンプアックと言います。
ターンは「道」、チャーンプアックは「白い象」、
「白い象の道」という意味です。


タイでは昔から、白象は神聖な動物とされ、
王様だけが所有できるなど、特別に大切にされてきたそうです。
昔のタイの国旗にも、白い象が描かれていました。
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 (ラーマ5~6世の時代)

チェンマイの旧市街を取り囲む城壁の北の門は、
その名も「チャーンプアック門」。
門の近くには、名前の由来となった2頭の白い象を祀った祠があります。
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ラーンナーでは、北は吉の方角とされ、
チェンマイの王様は、そこに縁起の良い白象の祠を建てて、
災害などから都を守ろうとしたんですね。

今でも大切にされていて、
先月末には、年に1度の盛大なタンブン(お供えをして徳を積む)が行われました。

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                       象だけにバナナやサトウキビを供えていますね。




この他にも白象の説話は諸所に伝えられていますが、
天の川を「白い象の道」と呼ぶとは、
なんて美しいんだろう~
・・・と思いながら、
子供達の作った紙の天の川に目をやると・・・

「くもの巣みたい♪」と、
嬉しそうに体に巻きつけて遊んでいます(苦笑)。
せっかく切った天の川は、ぐちゃぐちゃ~
確かに切り紙の網目は、くもの巣っぽいですが・・・

と、その時。
私の頭の中に、
ふと、ある歌のメロディーが流れました。


♪ひ~とりの ぞ~うさん クモの巣に~
 かかって 遊んでおりました
 あんまり ゆかいになったので~
 もひとりおいでと よびました



幼稚園の頃に習った、懐かしい童謡。
ひとり、ふたり・・・と象さんが増えていって、
最後はあんまり重いので、糸がぷつんと切れてしまいます(笑)

象さんがクモの巣で遊ぶって
一体、どんなクモの巣なんだ?
な~んとも、不思議な歌詞です。

でも・・・
クモの巣のような切り紙の天の川・・・
天の川と白象の道・・・

チーーン☆

七夕の夜空に、
砂子がきらきら輝く切り紙の天の川がゆれていて、
その上で遊んでいる白い象さんたちの姿が、
目に浮かびました!
(谷内六郎画伯風の絵で☆)
は~、なんて、ぴったりな・・・・・・(←想像中)


そういえば、
チェンマイには星祭りってありません。
街中では、天の川は見えないし・・・。
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だけど、昔の人はよく星空を眺めたことでしょう。
そして星を見ながら
いろいろな物語を想像するのは、
人間、どこにいても同じなんでしょうね。

どちらにしても、
星はロマンチックな気分にしてくれます☆

さて、今夜は晴れるでしょうか?
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by yunkao | 2008-07-07 18:24 | きらきら☆歳時記


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