みちくさチェンマイ

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2008年 04月 15日

ソンクラーンのパレード

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タイの正月、ソンクラーン祭りは4月13日から15日まで。
チェンマイでは、お堀を中心とした旧市街での水掛合戦が全国的に有名です。
ソンクラーンの間は、チェンマイっ子も観光客も、
無礼講で水をぶっ掛けあい、街中、水浸し状態!

最近では、遊び方が激しくなり、
ピックアップ自動車から氷入りの水をかけられたり、
水をかけられたオートバイが転倒したりと、結構危険になってきました。
だから私はここ数年、誘われても出かけなかったのですが、
今年はちょっと、写真を撮ってみたくなり、
覚悟を決めてカメラをビニール袋につめて出かけてみました。

初日の13日には仏像のパレードがあります。
これは、約30箇所のお寺から、年に一度、重要な仏像が山車に乗せられ、
駅からターペー通り、そして、プラシン寺まで街を練り歩き、
人々が仏像に水をかけて今年の幸せを願うという仏教行事です。
パレードの間、道は車両通行止めとなり、いつもの通りとはガラリと趣が変わります。

パレードの途中でお寺の踊り子達が、舞を披露していました。
終了後、踊り子さん1人ずつにねぎらいの水をかけるおじさん。
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・・・なんか、おじさんの方が、うれしそう?

道の両側には、銀色の鉢やバケツを持った人々が並びます。
中にはクミンやソムポーイという木の実、花のおしべやめしべの入った、
黄色くて、香りの良い水が入っています。

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一年に一度、この水で大切な仏像を洗い清めます。
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炎天下、熱心に仏像に水を掛け続ける大勢の人々・・・。
チェンマイ人の心のより所を見るようで、感動的です!
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仏像から滴り落ちた水は聖水とされ、人々は競い合って器などに受けます。
それを家族で頭にかけあって、新年の幸福を祈願するのです。
袋に詰めて家に持ち帰る人もいました。

音楽隊や踊る人達も繰り出して、
とにかく、すごい熱気です!
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チョークディー(お幸せに!)と言って、
見ず知らずの人が私の肩や背中に水をかけてくれました。
暑いので少々ぬれてもすぐに乾きます。
祝福したり、されたり、とても気持ちの良いものです。

葉っぱを水に浸して、振り掛けてくれるおばあちゃん。
これは昔風のかけ方ですね。
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でも、若者や羽目を外した外人観光客、酔っ払いには要注意です!
無防備にふらふら歩いていると
容赦なく、水をぶっ掛けられます(涙)。
「おりゃ~!」 バッシャーーーン☆
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見事に命中! オ~ノ~!! 
・・・でも、けっして怒ってはいけません。
そういうルールなんです(笑)。

びしょぬれで交通整理をしていたお巡りさん。
どさくさにまぎれて西洋人のおっちゃんが
「かけちゃえ~、チューチュー」と水鉄砲で攻撃(笑)。
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後で、近所の人がねぎらいの缶ビールを差し入れていました(勤務中ですが、笑)。

水掛祭りの見物には、
楽しむ覚悟とぬれて困るものはビニール袋で防水するなど、自己防衛が必要!

でも、このバケツは効果があるのかしら~(笑)。
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ソンクラーンは激しいお祭りになってしまいましたが、
もともと水をかける行為は、相手のためを思ってしてあげる良い行いなんですね。
仏像のパレードをみると、
まだまだ、本来のお祭りの意味は失われていないようです。
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by yunkao | 2008-04-15 15:08 | きらきら☆歳時記


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