2012年 09月 21日
タイ族のイベントにて
去る9月7日、8日の2日間、
3人の王様像広場にて
「4つのタイ族と少数民族の文化」というテーマでイベントが行われました。
4つのタイ族とは、
タイルー、タイクーン、タイヨーン、タイヤイで、
チェンマイも含めた、北タイに住むタイ族の人たちです。
約200年前、チェンマイはビルマに占領されていましたが、
ガーウィラ王らがビルマより取り戻し、
荒れ果てたチェンマイの都を復興させる時に、
中国の雲南省やミャンマーのシャン州付近から
これらのタイ族の職人家族を移り住まわせたといわれています。
チェンマイをはじめ、北タイの文化を「ラーンナー文化」といいますが、
ラーンナーには、タイユアンを始め、これらの民族の文化が混じりあっているんですね。
イベント中は、広場に立てられたブースで各民族の文化紹介をしていました。
写真の、漬物を煮込んで作るタイルーの家庭料理は初めて食べました。
その他、織物の実演や、竹馬など昔ながらの遊び体験など、
いろいろ見るところがありました。
これはタイヤイの「トー」の踊り。獅子舞に似ています。
しかし、雨季まっただなかのチェンマイ。
イベント中も残念ながら、ほとんど1日中雨が降ったりやんだり。
2日目は、雨の中、パレードが行われましたが、
出演者も見る人も、みんな傘を差して参加していました。
ステージでは各民族の伝統舞踊やファッションショーが行われました。
司会をしているのは
タイヤイ文化を紹介するサンカム・ジャンヨート先生。
私はこの先生に、タイヤイの踊りやタイヤイ料理など
タイヤイの文化について、いろいろと教えてもらっています。
先生に挨拶すると、
「あなたも一緒に踊りなさい」
・・・・・ええっ!?
ちゃんと覚えているかどうかも怪しいのに大丈夫かな、
と、躊躇する私に
「今踊らなければ、いつ踊る?」という先生(苦笑)
という訳で・・・・・・
手前が私です(笑)
天上界にいるという空想上のトリを模した「フォン・ノックギンガラー」という踊り。
大きな羽をつけて軽快に跳ねるように踊るこの踊りは、
若い女の子が踊ると、まるで天女の舞のように美しいのですが・・・・(涙)
まあ、それでも楽しんで踊ることができました。
ありがとう、先生。
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