2012年 03月 22日
象使い体験
タイといえば象。
象に乗るために象キャンプに行く人は多いと思います。
一般的な象キャンプでは象に椅子を乗せて、
お客さんがそこに座る「象タクシー」が体験できます。
でも、象としっかり触れ合いたい!
という人や
象のショーはもういいな、
という人にお勧めなのが、「象使い体験」です。
あくまでも「体験」ですから、
短い期間、象使いさんについてもらって、
象に乗って山や川へ行き、
水浴びをさせ、象舎の掃除をしたり、餌をやったりするプログラムです。
普通の象キャンプでも「象使い体験」が準備されているところがありますが、
私が今回行ってきた「エレファントホーム」は
象と暮らす象使いの昔ながらのスタイルを体験して
象が暮らす自然環境についても学ぶという主旨で、
森林保護活動もプログラムの一環に取り入れられています。
たとえば、今なら山火事にならないよう森の落ち葉を掃いたり、
木を植えたり、という活動もあるそうです。
私は1泊2日で参加しました。
まず、さっそく象に乗って川へ行きました。
乗る時は、象使いと同じように象に声をかけます。
耳たぶをつかんで、横腹の上の方を叩きながら、
「マップロン!」
と言うと、乗りやすいように象がしゃがんでくれるんですよ。
(象には低めの声が聞こえやすいそうです)
ほかにも、こんな乗り方も。
足で階段を作ってくれます。
上級者はこんな乗り方もできます!
鼻乗り。
乗ってみた感想ですが、象は見た目より、た、高い!
最初は高さにくらくらします。
それなのに、象使いさんは背中に立ちあがって、
高い木になっている果物をとったりします・・・信じられない~
でも、意外とクッションがあるし、
大きな象は動きがゆっくりでとても安定しているので、
乗り心地はなかなかでした☆
2日目。
私にはとりわけかわいい象があてがわれました。
園で一番幼い象のヌンちゃん、4歳。
鼻を私の腕に絡めて口の中に入れようとしたり、
ポケットの中を探ったり、
遊びが大好きな子供の象さんです。
小象とはいえ、体重は800キロ。
力はものすごく強く、
本気になったら私の腕くらいすぐにへし折っちゃうんだろうなと感じましたが、
賢いので、折れない程度の力加減を知っているんですね。 น้ำ้หนักตัวของน้องช้างกว่า800Kgนะค่ะ
象は人間と同じくらい長生きだそうです。
だいたい象1頭につき象使い1人がついて、面倒をみています。
このホームでは10頭の象が飼われていましたが、
幼かったり、年を取りすぎてショーや象タクシーなどで働けない象を中心に
お世話しているそうです。
山をゆっくり登って行くと・・・・
泥の泉に到着!
象はここの泥を体に塗るのが大好きなんだそうです。
ということで、参加者は象に泥を塗ってあげます。ぬりぬり~
象があまりにも気持ちよさそうなので、
塗ってあげるのが楽しいんですよね!
「わーい」 ヌンちゃんも大喜び。
この泥、なんと人間のお肌にもいいと聞き・・・(マッドスパだって)
私もしっかり泥んこです。
あ~、こちらは、もうぐんにゃりなってますね(笑)
お礼にぶちゅ~
象の鼻先の上の、尖ったところが指の役目をするそうです。
アフリカゾウは2本あるんですって。
枝から葉っぱをむしり取るなど、かなり細かいことができます。
ちなみに象のチューは、すんごい吸引力でした(笑)
鼻を使ってなんでもできます。
これは鼻シャワー。
私、ちょっと気づきました。
なんで象がかわいいのかというと、
その笑っているみたいな口元が原因なのではないでしょうか。
はははは! はははは!(5555)
ね、笑っているみたいでしょ?
象は、基本、笑顔です。
このあと、川まで行って水浴びをしました。
気がつくと、参加者の皆さんは象と遊ぶうちに
いつのまにか子供に戻っていました。(私も、笑)
動物好きの方は、
ぜひ一度、体験してみてはいかがですか?
Thai Elephant Home http://thaielephanthome.com/
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