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ゴールデンシャワーと桜

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日本から桜の便りが届く、今日この頃。


タイではこの時期、
ゴールデンシャワーという花が咲き、
ソンクラーン(タイ正月)の季節の彩りになっています。
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                                     房状に垂れ下がって咲く花


ゴールデンシャワーはタイの国花。
タイ語では国王の花という意味の
ラーチャプルックという名前がつけられています。
北部弁ではドーク・ナーレーン、
熱風の花という意味だそうです。

どの名前も花の雰囲気を上手く表していますね。

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                                      花のアップ


この花が一番好き、
というタイの人はたくさんいます。

ソンクラーンは帰省して、
家族と過ごすという人が多いのですが、
私の友人は、長距離バスで家に帰ると
いつも窓からこの花の黄色い並木道が見えて、
「やっと帰ってきた」と実感するのだそうです。

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                             お堀のラーチャプルック


別の知り合いは、
子供の頃、
ソンクラーンになると
村でお祝いの行事を開き、
会場になる小屋にこの花を飾りつけるお手伝いをしたり、
中に種の入った長い棒状の鞘を刀代わりにして、
チャンバラごっこをして遊んだ思い出を話してくれました。

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                                  この鞘の中に種が入っている



強烈な日差しを浴びて、きらきらと降り注ぐ花の光。
この花の下で日本のようにお花見をする習慣がないのは、
ただただ猛烈に暑いからでしょうね。

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日中、用事で外に出かけるとぐったり。
日に何度もシャワーを浴びて、Tシャツを着替える毎日です。





今日は故郷の友人が桜の写真を送ってくれました。
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                                       kaoruさんの写真
春のおすそ分け、とってもうれしいです。



そういえば、
もう何年も桜を見ていません。
桜を思い出そうとしたら
子供の頃遊んだ公園の桜、
それもなぜか、
散り積もった花びらが
風が吹くたびに波のように押したり寄せたりする風景が目に浮かびます。
私の足と祖母の声も・・・。

桜やラーチャプルック、季節を告げる花に
大切な思い出を重ねる人は多いのかもしれません。



「桜が咲くのはいつなの?」
タイ人の友人と話していて、
いつか日本に行きたいなーという話題になると
必ず聞かれるのは、桜の咲く時期。
桜並木は一度は見てみたい、憧れの風景だそうです。

そんな友人が、
コツコツお金を貯めて、先日、とうとう日本へ遊びに行きました。
今頃、満開の桜を眺めていることでしょう。

お土産話が楽しみです。
Commented by KAORU at 2009-04-11 22:33 x
そうだね。桜に大切な思い出を重ねる人が多いというのって、よくわかる気がします。体調を崩してで外出できない大切な人のために、桜の枝を持っていくと知人が先日話していました。いろんな時間が流れている気がするね。
ところで、タイの国花も綺麗だね~。俵万智さんが東北の遠野に行った時に詠んだ歌を思い出すよ。
「遠野には 遠野のために 選ばれた 風吹いており 花咲いており」
タイにはタイのために選ばれた風が吹いて、選ばれた花が咲くんだね。タイに似合う色だよね。
Commented by yunkao at 2009-04-11 23:07
KAORU さん
俵万智さんの歌、教えてくれてありがとう!
選ばれた風と、選ばれた花か・・・。桜もゴールデンシャワーも同じ時期に咲くけれど、まさにその場所に選ばれた花という気がするね。
桜の枝を持っていくというお話、じーんときます。
そして、こういう歌が思い出されるというKAORUさん、素敵です!
桜の咲くこの季節、またたくさんの出会いがあるでしょうね。そのお話を聞くのを楽しみにしています。
Commented by ymomen at 2009-04-12 00:30
わたしも、ひとから、
日本の何がいちばん恋しい?
と訊かれたら、
春の桜!
と応えます。

ゴールデンシャワー、
どんな香りがするのでしょうか。
藤の花みたいですね。
花にまつわるひとの思い出。
ひとはいろんなものに囲まれて暮らしているけど、思い出こそがひとがひととなる人格を形成しているものなのではないかと思います。
桜を思って切ない春ですが、それほどに思う春を何度も過ごした経験があるからこそなんですね。
自分の財産だなあ、と思います。

長い長い鞘、刀にたとえて遊べるほど長いのですか!
Commented by yunkao at 2009-04-12 01:57
ymomenさん
桜の花、もめんさんも恋しいんですね。
友人が送ってくれた桜の写真を見ていると、春になって嬉しいという気分をみんなで分かちあっている雰囲気が漂っていて、それがすごくいいなあと思います。私が思い出そうとしたのは、桜そのものより、この気分なのかもしれません。

思い出こそが人格を形成しているって、きっとそうなんでしょうね。桜について、するっと出てきた思い出は、4才くらいの頃のことだったんですが、子供の頃の思い出は意外なほど強いものだなあと驚きます。

ゴールデンシャワーはほとんど香りがありません(昼間しか嗅いだことがありませんが)。鞘の長さは30センチくらいあって、子供が刀にするのにピッタリなんですよ。今度、拾ってみようかと思います。
Commented by tongshin at 2009-04-14 04:57 x
あっなつかしい~

実はヨーロッパには遠目で見るとゴールデンシャワーによく似た花があるんです。もうちょっとすると咲くんですけれど…そのことをまえにブログで書いたので、トラックバックさせてください。(でも私はエキサイトブログと相性が悪いらしくてときどきはじかれます…)
Commented by yunkao at 2009-04-14 19:16
tongshinさん
キングサリ、本当によく似ていますね。tongshinさんもこれから満開のキングサリの花をみて、タイを懐かしく思い出すのでしょうか。そちらの気候でしたら、黄色い花の下でお花見もできるかもしれませんね。
by yunkao | 2009-04-10 02:15 | きらきら☆歳時記 | Comments(6)

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