2009年 03月 01日
チェンマイに雪!?
日本は冷え込んで、
東京では雪が降ったそうですね。
ここ最近のチェンマイは、
日中はすっかり暑くなりました。
ところが、
ステープ山の麓にある緑いっぱいの涼しい公園に、
なんと!
雪が!!
「わーい! 雪だ~、雪だ~!」
と大喜びする子供。
確かに雪のような白いものが、
絶え間なく、どんどん降ってきます。
さて、その正体は・・・
花です。
今、公園に生えている「トンパヨーム」という木の花が満開で、
その花がはらはらと落ちてくる様子は
雪がしんしんと降る光景にとても似ているのです。
毎日、この公園でジョギングをしているダンナが、
「雪みたいなものがふわふわ降ってくるんだよ」
としきりに言っていたのはこれだったんだ・・・
林に差し込む夕日の中、
音も無く降り続ける白い花。
散歩やジョギング中の人たちが、
その幻想的な光景に目を奪われています。
「ワオ~☆ スノー! スノー!」
と、西洋人のおじさんが、
ぶるぶる震えるジェスチャーをして、喜んでいました(笑)
落ちてきた花のアップ。
ややクリーム色がかった白い花は
1センチくらいの大きさで、
タコみたいな、ちょっと面白い形です。
私がよく利用する「トンパヨーム市場」には、
今は低めの街路樹が生えていますが、
名前からして、昔はこの木がたくさん生えていたに違いありません。
市場向かいの美術館の敷地には、
やはり満開のパヨームの木が数本生えています。
木の下で立ちすくんで見ている私とダンナ、
そしてジョギング中の人たちの頭や肩に
次々と白い花が落ちてきます。
地面にたくさん積もって、白っぽくなっています。
辺りには、すがすがしい花の香りが漂っていました。