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ワン・カオ・パンサー

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おはようございます。
朝8時頃のピン川です。

右端に写っている「クア・ケーク」という歩行者専用の橋を渡ると
ワット・ゲートガーラームというお寺。
中央に仏塔が見えますか?
こちら側はチェンマイ一大きなワロロット市場です。

朝は、托鉢に歩くお坊さんの姿があります。
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裸足なんですね。

でも、こんな托鉢の風景が見られるのは先週まで。
僧侶達は7月18日の入安居(カオ・パンサー)から
10月の出安居(オーク・パンサー)までの約3ヶ月間、
お寺に篭って修行をします。
この時期に出家する男性も多いですって。

雨季の間、道端に溢れている小さな生き物を踏んで殺してしまわないように、
という意味もあるそうです。

入安居の間は、お寺でがんばっているお坊さんに配慮して、
結婚式や新築祝いなどの祝賀行事は控えられます。

また、仏教では戒められているお酒をたつタイ人も多いですが、
「やっぱり我慢できなかった~」という人も多いです(苦笑)

入安居の前日は三宝節(アーサーラハ・ブーチャー)といって、
悟りを開いたお釈迦様が初めてその教えを説いた日。
学校やお役所はお休みになり、
この連休に家族で小旅行に出かける人もいました。

この時期にお寺に行く人は、
屋内で写経などをしてすごすお坊さんのために
大きな蝋燭を寄進します。
今風に電球を持っていく人も。
市場などでは、お寺へのお参りセットが売られています。
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中には薬やお坊さんの使う日用品などが詰め合わせになっています。

大きな仏教行事にはこれが沢山集まり、
お坊さんも使い切れないので、
お店でお金と変えてもらうこともある、という話を聞きました。

信心深い友人とお寺に行った時は、
まずバケツを買い、自分達で中身を選びました。
お布施をするお坊さんが南部出身なので、
南部料理の屋台で激辛のゲーン(カレー)を買って、
保存の効く紙パックの飲み物などを詰めます。
お店の人には
「お坊さんはかみそりが必需品だよ」と勧められたので、それも。
「きっと使っていただけるわ」と友人は嬉しそうでした。


毎朝4時ごろに近くのお寺の鐘の音が、我が家まで聞こえてきます。
その音を夢うつつに聞きながら、
また、寝てしまう私です。
by yunkao | 2008-07-23 19:23 | きらきら☆歳時記

タイ・チェンマイをのんびりみちくさ☆ゆかいな写真ブログ


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