2011年 07月 27日
ボロ車図鑑
けっこう車の多いチェンマイの街。
最近は新車が目立ちますが、
時々、とんでもないボロ車が混じっています。
好みのボロ車が走っていると、
バイクを止めて、つい写真を撮ってしまう私。
タイには日本のような厳密な車検がないので、
ボロ車でも、走れる間は堂々と街中を走っているんです。
新車もそうですが、
ボロ車も、たいがい「TOYOTA]や「HONDA」や「ISUZU」などの日本車です。
日本ではもうなかなか見かけない古い車種に、
「子供の頃に家で使っていた車だ!」
とか、
「初めて買った車だ・・・」
などと、懐かしく思う日本の方もいるかもしれませんね。
これなんか、けっこう古そうです(笑)
つい追いかけて、待ち伏せして撮ってしまいました。
なかなかいい車だと思います。
この写真を撮った翌月・・・・
市場の路地で、同じ車を発見!
よく見ると、ナンバープレートが、
紐でくくりつけてあります(苦笑)
なんともラッキーなことに、車の持ち主と会えました。
80歳近くになるご主人は
人生2台目のこの車を、
修理しながらずっと大切に乗ってきたのだそうです。
マツダですね。
こんな風にボロ車の写真を撮ってはいますが、
実は、車の車種のことなどは全く分からないので、
残念ながら、私にはこの車がどのくらい古いのかは分かりません。
記念撮影☆
しかし、「ボロ車」には、
お金持ち層がセカンドカーで楽しむ
「お洒落なアンティークカー」とはひと味違う味わいがあります。
ボンネットの凹みや剥げかけた塗装に、
運転手と人生を共に歩んできた歴史が刻みこまれている、
そんな趣が魅力なんですよね~。
「見た目はボロでも、中身はまだまだ現役だよ!」
と笑っていたおじさん。
この写真を撮ったのは1年半くらい前のこと。
最近、見かけないので、ちょっと心配ですが、
きっと街のどこかを元気に走っていることでしょう。