2010年 01月 11日
ブアローイころころ
朝晩肌寒いこの季節。
あったかいものが恋しくなります。
そんな季節にぴったりのデザートがこれ。
あったかくてあま~いココナッツミルクに、
小さめの白玉がコロコロ浮かんだ「ブアローイ(บัวลอย)」です。
日本のお汁粉のような感じでしょうか。
タイ料理の先生は
蓮の花が浮かんでいる様子(ブア=蓮、ローイ浮かぶ)だと教えてくれました。
タイらしい、きれいな風景が目に浮かびますね。
私もダンナも大好物なので、
時々、晩御飯のあとブアローイの屋台に立ち寄ります。
お団子は白だけでなく、黄色や青もあってカラフル。
黄色はかぼちゃ、青はドーク・アンチャン(バタフライ・ピーの花)の色です。
ムニっとやわらかい食感がたまらず、
いつも無言で食べてしまいます(笑)
ダンナが注文するのはブアローイ・カイワーン(บัวลอยไข่หวาน)。
カイワーンとは甘い卵という意味で、
お団子と一緒に黄身がしっとりした卵が入っています。
先日、友人と、このブアローイ・カイワーンを作りました。
ご近所のパンさん&チャーさん
蒸したかぼちゃを潰し、もち米粉とお水少々を加えて、
白玉を作る要領でこねます。(いわゆる耳たぶの固さです)
料理教室では、団子はちゃんと別の鍋で茹でると教わりましたが、
友人は、火にかけたココナッツミルクの鍋にぽいぽい入れていきます(笑)
手のひらでころころ丸める作業は、
粒が小さいので、量が多いと時間がかかって大変ですが、
誰かと一緒に作る方と楽しくてあっという間。
たまに星型やハート型が混じっている・・・
いくつになっても女の子ですねえ(苦笑)
はい、こんな感じに出来ました☆
緑色はバイトゥーイ(パンダナス)という葉っぱです。
トウモロコシのような甘い香りがつきます。
卵はさすがに別の鍋を準備して(笑)、
お湯が沸騰したところに割リ入れて作りましたが、
白身が散らばって、あまり上手にできませんでした。
後日、屋台の人に卵の茹で方を質問したら、
「お湯に砂糖を入れれば丸くまとまるよ」と教えてくれました。
は~、それで「カイワーン(甘い卵)」という名前なのかな?
今度、やってみよう。
友達が「甘いしょうが汁(ナムキン)でもおいしい」というので、さっそく作ってみました。
食べると体がぽかぽか~
蜂蜜も入れたので、喉にも良さそうでした。
これは屋台のブアローイ・ナムキン。プロの味です。
黒胡麻餡が入った団子の甘さと、しょうがの辛さの相性が抜群☆
一度食べたら病み付きになります!
先日、急に暑くなって雨が降ったので驚きましたが、
もう少し、ブアローイのおいしい季節を楽しみたいです。