2009年 07月 05日
鍼に行きました
なりゆきで鍼治療を受けることになりました。
本当はちょっと苦手。
以前にも鍼を打ってもらったことがあったのですが、
初心者にとって、やはり、まだなんとなく怖いイメージがあります・・・
ちなみにその時、
私の舌を診た先生は、
「はは~ん、あなた、食いしん坊ね。大食いに効く鍼を打つから」
ですって!
さすが良く見抜いています(笑)
寝台で待っていると、まさに隣で女性が鍼を打たれているところ!
思わず、起き上がって見てしまいました。
患者さんは私より若い女の子でした。
彼女の顔に鍼が6本!
不思議な光景です。
お腹と手足にも、どんどん打たれていきます。
「美顔の鍼です。
お肌がつやつや、ピカピカに輝くんですよ~」と、先生。
おお!
そんな鍼があるんですね。
私にも美顔鍼を打ってくれるのかと思っていましたが、
問診の結果、お腹の調子を整える鍼になりました。
仰向けに寝て、
ぽこんと出したお腹に、手際よく鍼が打たれます。
イタッ・・・・・・く・・・ない?
大きな蚊が刺すくらいの感覚で、ほとんど痛くありません。
お腹4本に腕と足、全部で10本くらいでしょうか。
そして、鍼が刺さった状態のまま、15~20分くらい横たわっています。
体がどーんと重いような感覚・・・
「鍼を打ってる間は体が動かなくなるのよ」
という先生の言葉に暗示をかけられたのかもしれませんが、
実際、手も足も動かすことが出来ません。(怖いからも・・・)
鍼を刺されて動けない私・・・
まるで標本の昆虫のようです。
もし私が虫だったら・・・
・・・モンンシロチョウ? (←願望)
そんな、しょうもないことを考えていると、
グーグー・・・グーグー・・・
と、隣のベッドから女の子のいびきが聞こえてきました。
顔に鍼がささったまま寝られるなんて!
まだ5分くらいしか経ってないのに!
心底リラックスしてるんだな~、うらやましい。
もし寝返りなんかしたら大変ですから、
小心者の私は、寝るなんてとんでもない。
でも女の子のいびきのお陰で、
ちょっとリラックスできました(笑)
そうこうしているうちに、タイマーが鳴り、終了。
心なしか手足の血行が良くなっている気がします。
先生も私の舌を診て、
「いい色になってる」と喜んでいました。
1回で治せるものではないそうなので、また行ってみようかなと思います。
さて、家に帰ってダンナに質問!
「私を虫に例えたら、何だと思う?」
「ええっ! 虫?! そりゃ、イモムシだろ」
ヘンな質問に驚いたわりに、即答でした。
まあ、モンシロチョウのイモムシということにしておきましょう(苦笑)。