みちくさチェンマイ

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2008年 11月 16日

空飛ぶ灯篭

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ローイクラトン祭りがありました。
このお祭りは、クラトンと呼ばれるバナナの葉などで作った灯篭を川に流して、
川の神様に感謝するお祭りですが、
空にはコムローイという灯篭もあげます。
今年は11月12日が満月なので、
その日をはさんで3日間行われました。


先週、メージョー大学の近くで毎年行われた
コムローイ(コムファイ)祭りに、
ダンナと友達と一緒に出かけました。

コムローイは薄い紙で出来た熱気球です。
紙に蝋や油を染み込ませた燃料を燃やして、熱を送って飛ばします。

これは仏教系の宗教団体のお祭りだそうですが、
なんでも2000個のコムローイが、
「せーの!」で一斉に上げられると聞いて、
とても楽しみにしていたのですが……


始まる時間を確かめずに行ったら、
思いっきり遅刻~
会場に着く前に無数のコムローイが上がってしまいました・・・(涙)
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ああ、天の川のよう・・・
遠くから眺めるのもきれいです・・・(←負け惜しみ)

道は大変な渋滞で、車を路駐して会場まで1キロくらい歩きました。
会場まで行くのをあきらめて、途中でコムローイを飛ばす人もいました。


人ごみをかき分け、
なんとか到着すると、
まだまだコムローイを上げている人たちがいました。
きれいだな~☆
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コムローイは、こんな風に折りたたんで売られています。(写真下)
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大きさは大、中、小といろいろ。
たまに色つきもみかけますが、白がほとんどです。
昼間に飛ばすのを「コムローイ」、夜に飛ばすのを「コムファイ」と呼ぶそうですが、
厳密に言い分けているわけではないようです。
普通、ローイクラトン祭りの時期に飛ばしますが、
冠婚葬祭のセレモニーで上げたりもします。



12日のローイクラトン祭りの日には、
チャイモンコン寺に行きました☆

川に面したお寺なので、クラトンを流す人と、
コムローイを飛ばす人たちで、とっても賑わいます。


ひゅ~っと、次から次へと浮かび上がる
空飛ぶ灯篭。
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・・・・・・不思議な光景です。

コムローイを飛ばすのは、北タイに古くからある習慣ですが、
こんなに盛んになったのは、わりと最近で、
昔は1つのお寺で5つもあげれば多いほうだった、と聞きます。
ロマンチックな観光資源として、もてはやされている感じもしますが・・・
実際に上げてみると、とても楽しいんですよ(笑)

また、コムローイが落ちてくる=災いが落ちてくる、といって嫌う人もいます。
以前、我が家のアパートに落ちてきて、
いち早く発見した隣人は、
下から一生懸命に風を送って、よそに飛ばしていました(苦笑)


持ち上げたままだと風が吹いた時に、紙に火が燃え移ることもあります。
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こんな風に地面に置くと、熱が溜まりやすいようですよ。


厄を飛ばしたい人、お願い事をする人・・・


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家族が元気でありますように・・・


それぞれの想いをのせたコムローイが、
満月の空にのぼっていきます。
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みんなの願いが叶いますように・・・
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by yunkao | 2008-11-16 03:14 | きらきら☆歳時記


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